第3回キラク川柳授賞式

紅葉が美しい一日、キラク優秀賞を受賞した安田 聡くんが通う山口県立防府商業高校様にキラク川柳授賞式にお邪魔してきました。
山口県立防府商業高校(山口県防府市)様は団体賞も受賞され、安田くんの優秀賞とW受賞となりました。
当日は、校長先生、久原先生、安田くんが出席してくださり、地元の新聞社2社の取材もあり、和やかな雰囲気で行われました。

今回、228名の生徒の皆様から応募があった、防府商業高校様は国語の授業で「キラク川柳」を取り上げてくださいました。
久原 弘先生は、応募の動機として、「近い将来介護を支えていくであろう若者達に、介護を考えることで世代間の相互理解と交流の促進につながり、優しさと思いやりの心を育んでほしいと考えて、授業の一環として、キラク介護川柳を取り上げました。」とのこと。久原先生の想いは、生徒の皆さんにしっかりと伝わり、優しい想いにあふれた素晴らしい川柳が多く寄せられました。
その中で、優秀賞を受賞した安田 聡くんは、ご両親が共働きだったため、小さい頃からおばあさまにすごくお世話になっていたそうです。授業で「介護川柳」を詠む時、一番に浮かんできたのは、幼稚園の頃おばあさまがおんぶして寝かしつけてくれたとのことです。その時の想いを詠った今回の受賞作品「遠き日の ぬくもり思う 祖母の腕」 です。
安田くんは「今回の受賞は、表彰を受けることが初めてだったこともありすごく嬉しい。 一生の思い出になるし、励みになります。小さい時にお世話になった祖母に将来は恩返しをしたいです。」と力強く語ってくれ、こちらが恐縮してしまうほどでした。
安田くんの優しく素直な性格、真っ直ぐな物の見方、瑞々しい感性からご家庭や学校生活の素晴らしさを感じることができます。

安田くん、優秀賞の受賞、本当におめでとうございました!

そして今回の取材で一番心に残ったのは三吉校長先生と久原先生の生徒に対する暖かく優しい眼差しです。見ていて、心がほんわか優しい気持ちになりました。
山口県立防府商業高校の皆様、本当にお世話になりました。
来年のご応募を心よりお待ちしております。ありがとうございました。

三吉校長先生に団体賞の賞状を受けとって頂きました。

久原先生と共に取材を受ける安田くん

真剣な眼ざしの安田くん

向って左より、三吉校長先生 安田くん 久原先生 ダンディな三吉校長先生と優しい久原先生に囲まれ、緊張気味の安田くん。

山口県立防府商業高校の228名の生徒のみなさまキラク川柳団体賞の受賞、本当におめでとうございました!