第9回キラク川柳優秀賞授賞式

■キラク大賞 「人生の仕上げに妻の介護する」 ペンネーム:いーじー(井川 一太郎)様

 「川柳は私の人生と深く関わっており、川柳を通して私の人生を語ることができる。」と語り、学生時代から趣味で川柳を書かれていたという井川様。第9回キラク介護川柳で見事キラク大賞に輝き、授賞式のために株式会社トンボの東京支社までお越しいただきました。

 

 井川様は、テレビドラマのシナリオライターグループに参加されたり、「日本にふるさとの花を」と、日本に移住したブラジルの方に向けた活動として、ブラジルの国花を栽培して日本へ送る活動などをされているそうです。お話しをする中で、様々な活動を通しての体験談などをたくさん聞かせていただき、今まで知らなかった世界にふれることのできた貴重な時間となりました。

 

 そんな多方面で活躍する井川様は、奥様の介護を通して感じた想いを【人生の仕上げに妻の介護する】という川柳に込めて投稿くださいました。

 「若い頃から妻にたくさん苦労をかけてきました。だから恩返しするまでは、妻より先には死ねない。妻の介護が私の人生の終活だと思っています。これからもずっと妻を支えていくつもりです。」と、奥様への愛情あふれる朗らかな表情でお話しくださったことがとても印象的でした。

 

 井川様の優しい人柄や思いやりにあふれた生き方が、今回受賞した川柳にも表れているのではないでしょうか。今後とも奥様との優しい時間を過ごされることを願っています。

授賞式の様子です。

井川様の朗らかな笑顔で、授賞式も終始和やかな雰囲気に。

井川様、キラク大賞の受賞
本当におめでとうございました!