運営事務局の一句

vol.47

ばぁちゃんの小さな背中愛おしい

詠み手 キラク川柳の部屋
運営事務局
立花 由佳

この川柳は介護と直結しているわけではないのですが、大好きな祖母を想って詠んだ句です。私の祖母はまだ介護を必要としていませんが、数年前から比べると歳をとったなぁと思うことがあります。今でも畑や田んぼ、グランドゴルフなどをしている祖母ですが、子どもの頃には大きく感じていた姿が、年を
追うごとにひとまわり、ふたまわりと小さくなっている気がします。身長も、背中の大きさも…。年齢には逆らえないという寂しい気持ちが湧く反面、小さくなった祖母の背中に愛おしさを覚えます。その小さな背中に、祖母の存在の大きさを感じてこの句を詠みました。

写真は昨年の秋に祖母、母、私の親子孫3代で紅葉を観に行った時のものです。身長161㎝の私と祖母です。身長の違いに改めてびっくりしました。いつまでも元気でいてほしいものです。

バックナンバー一覧へ