運営事務局の一句

vol.51

歳重ね親の人生気にかかり

詠み手 キラク川柳の部屋
運営事務局
三宅 猛

私も50代半ばとなり、子どもも独立し、生活が変わりました。

現在、年老いた母親が、岡山に一人で住んでおります。80歳も半ばで自転車に乗り、元気に出かけてはおりますが、足も少し悪くなってきたので、帰省の折には母と車で近所のスーパーに買い物に行きます。母は未だに、遠くにいる50歳を過ぎた子どもの事を心配していますが、逆にこちらは、年老いた母親の事が気にかかります。

自動車の運転もできない母ですので、時には気晴らしに遠くへ一緒に行きます。去年の秋、社会勉強で工場見学ができる会社、「焼肉焼いても家焼くな」でお馴染みの「日本食研さん」(写真 お城みたいな工場)・「伯方の塩」の「伯方塩業さん」・今治タオルの「タオル美術館さん」に行ってきました。母は久々の遠出にとても喜んでいた様子で、ほっとひと安心しました。皆様も機会がありましたら、道後温泉のついでに行ってみて下さい。

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