運営事務局の一句

vol.60

川の字で爺さん婆さん想ふ春

詠み手 キラク川柳の部屋
運営事務局
守安 秀紀

もう半世紀も前のことですが、私は爺ちゃん婆ちゃん子でした。小学校に入る前からずっと小学校時代の夜は、ひとつ布団で爺ちゃんと婆ちゃんの間で寝ていました。夏はエアコンもなく蚊帳を吊ってその中で、冬は豆炭のアンカを抱いて寝ていました。夏は蚊に刺されては、毎晩ずっと背中を掻いてもらっていた記憶があります。文句を言われることもなく、ずっとして貰っていました。我儘な孫にいつもとっても優しかった爺ちゃん婆ちゃんでした。
日頃も、爺ちゃんに魚釣りやキャンプに連れて行ってもらい、婆ちゃんには小さい頃、自転車の後ろに乗っけられて親戚の家に遊びに行っていました。色んな場面で思い出す今日この頃です。
そんな私も、そろそろお爺ちゃんになる日も近くなっています。ふたりのようになりたいと思いつつ‥‥


去年の5月まで中高生の制服を担当していましたが、
6月よりヘルスケア事業本部に異動してきました。
まだまだわからないことだらけで周りのメンバーに
助けられていることも多い状態です。
いろいろなことを吸収しながら、キラクを
さらに好きになって頂けるよう頑張っていきます。

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