運営事務局の一句

vol.67

バンカーを3度で出すからサンドウェッジ

詠み手 キラク川柳の部屋
運営事務局
森本 和雄

ヘビースモーカーだった義父の話です。若いころからタバコを吸い続け、80歳を過ぎたころ定期健診で肺がんが見つかり一部切除しました。術後は体力も低下し、しばらくの間はスッキリせず自宅に帰っても家の中を歩くだけで苦しそうでした。
あれから3年が経過し、先日の定期診断で手術時の執刀医から“転移の心配もなく 完治のお墨付き”をもらって帰ってきました。モヤモヤしていた気分が一気に晴れ大喜び。

仕事を引退してからハマっているゴルフも復活。日頃少し歩くだけでも痛がっている腰の方も、何故かゴルフとなると元気になるようで先日も楽しそうに準備をしていました。“もう、歳を考えて”と嫁と義母には毎回注意されていますが、そんな会話をしているだけで家族の雰囲気も良くなり本当に良かったと思います。

御歳83歳のゴルファーですのでバンカーにも良く捕まるようで、
“バンカーに捕まったらサンドで3回は打たんと出んがなぁ”
思わずこの一句を思いつきました。
いつまでも元気で大好きなゴルフを楽しんで欲しいと願います。

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